2020年06月

2020年06月24日

記事タイトル6月24日

水嵩のふゆる藤戸を夏つばめ

下校児の傘のチャンバラ雲の峰

真白なる夾竹桃や梅雨近し

子の去りて園に濡れいる捕虫網  

目の小さき交通当番麦茶飲む   

梅雨晴間へそを乾かす仁王像  

親族というぬくもりにビール酌む  

新緑の眩しき道に猫寝まる    

緑陰は道の真ん中猫寝まる   

万緑や全山ひとつ楽器とし  

止まれば滝音風に湧き出づる

姉妹ともショートカットや藍浴衣  

空白の時の狭間を半夏生

サングラス尾崎豊の「ILOVEYOU

紫陽花に触るる門前雨意の風



yoihaiku at 09:49|PermalinkComments(0)

2020年06月10日

半夏生

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虫食いの大きな穴や半夏生

虫食いの大葉重ねて半夏生

藤戸寺の門前市や半夏生

降りもせぬひと日留守居の半夏生

降りもせず傘が邪魔なる半夏生

雨の輪の小さく静けき半夏生

 
我が家の半夏生がはじめて化粧をしましたので。






yoihaiku at 16:53|PermalinkComments(0)

6月10日

植田風引き込み線の三車輛

植田風通過待ちてふ三両車


廃線に残る駅舎や青田波


三人姉妹そろいTシヤツ夏祭                        


立葵移動パン屋のパンを買ふ


栗の花知覚神経乱高下  


柘榴の花短く切り抓む足の爪


讃岐路や山裾野まで植田波


干拓田一望千里青田波    


植田風引き込み線の三車輛


植田風通過待ちてふ三両車


廃線に残る駅舎や青田波                  


サングラス移動パン屋のパンを買ふ


栗の花知覚神経乱高下 


柘榴の花短く切り抓む足の爪

餡ぱんの中の隙間や胡麻の花



yoihaiku at 09:53|PermalinkComments(0)

2020年06月04日

6月4日


ベランダの鉢の隙間を風薫る

黒雲を裂きて長刀鉾はしる

山鉾や力の限り雲を裂け

風薫るたくし上げたるシャツの袖

空白の時の狭間を蛍狩                         

洗濯物ピピンと叩き夏に入る 
本日のA定食B定食も豆御飯 

皿に乗るただひと匙の夏料理

老鶯や声つなぎつつ峪わたる

アンパンのいびつなおへそなつのそら   




yoihaiku at 10:28|PermalinkComments(0)

6月4日

美女柳風みな媚びてゆきにけり

妖しさに風も乱るる美女柳


ハンドルも肩の高さや初夏の風


蛍に夢二の女や格子窓


止まれば滝音風に湧き出づる


姉妹ともショートカットや藍浴衣


水替へてプール水泳許さざる


みな摘んで名残の豆の飯を食う


父の日の父の背中の小さな手



yoihaiku at 10:23|PermalinkComments(0)