2019年09月

ゆつくりとかけるアイロン秋の夜

古里の風の集まる稲の花

友訃報秋夕焼秋夕焼

無人駅より生家まで月あかり  

こんなにも笑顔になりてバッタ追う

自転車の先へ先へと赤とんぼ

知らぬ間に過ぎし一雨窓の秋

鰯雲そのまま赤く暮れにけり

無月かな闇のガラス戸たたく闇

名月や海には海の主張あり

秋暑しバス待つベンチの手の置き場

夕月や川面飛び立つ白き鳥

鉦叩き大きな闇を響かせて

虫の音や扉ひとつに鍵ふたつ

紫苑咲く角の野仏しのぐ丈

こんなにも笑顔になりてバッタ追う

自転車の先へ先へと赤とんぼ

知らぬ間に過ぎし一雨窓の秋

鰯雲そのまま赤く暮れにけり

無月かな闇のガラス戸たたく闇

名月や海には海の主張あり

秋暑しバス待つベンチの手の置き場

夕月や川面飛び立つ白き鳥

星流るやりたきことの三つ四つ

コスモスに風の重さのありにけり

朝風や暦の秋を追いかけて

廃線路風爽やかに旅の人

ゆつくりとかけるアイロン秋暑し
一村にひかり集めて稲の花
古里の風に集まる稲の花

コスモスに風の重さのありにけり

朝風や暦の秋を追ほかけて

廃線路風爽やかに旅の人

鉦叩き大きな闇を響かせて

夏の野へ駆け出す少女今無敵

それぞれに気の向くままに吾亦紅

何時までも家に入らぬ子吾亦紅
虫の音や扉ひとつに鍵ひとつ


夜の秋釘に吊るせし花鋏

ひとり居の灯りはひとつ鉦叩

少し濡れ大胆になる水遊び

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