2019年06月

磨かれし石の腰掛け青葉風

ゆすら梅ショートカットの中学生
夏祭アンパンマンの面被り
灯ひとつの暗き御堂や梅雨最中
クラウンの窓よりぬっとサングラス
鉢巻きの子は肩車夏祭

夏祭額の面はどらえもん

早苗田を一気に刈るや風の道

天と地と水が育てる早苗かな

瑞々し初収穫の胡瓜食む
胡瓜食む初収穫の朝餉かな
胡瓜食む初収穫の味の濃き

藻の花や源流滾つ透き通る

藻の花の風あるごとく揺らぎけり

ベランダを彩る傘や梅雨晴間

雲の峰舌を垂らせし犬の去る

額の花雨の帳を開け放ち

無為無策不意に飛び立つ黒揚羽
一鉢の蛍袋や茶屋の露地
玄関に泥の足跡夏椿
この道や行く人ひとり夏の暮
古里や農面免道路田植え時
落しある飴より始まる蟻の道

磨かれし石の腰掛け青葉風

ゆすら梅ショートカットの中学生

夏祭アンパンマンの面被り

灯ひとつの暗き御堂や梅雨最中

クラウンの窓よりぬっとサングラス

鉢巻きの子は肩車夏祭

夏祭額の面はどらえもん

早苗田を一気に刈るや風の道

天と地と水が育てる早苗かな

瑞々し初収穫の胡瓜食む
胡瓜食む初収穫の朝餉かな
胡瓜食む初収穫の味著し

藻の花や源流滾つ透き通る

藻の花の風あるごとく揺らぎけり

ベランダを彩る傘や梅雨晴間

雲の峰舌を垂らせし犬の去る

額の花雨の帳を開け放ち








磨かれし石の腰掛け青葉風
ゆすら梅ショートカットの中学生
 
夏祭アンパンマンの面被り
灯ひとつの暗き御堂や梅雨最中
クラウンの窓よりぬっとサングラス

鉢巻きの子は肩車夏祭

夏祭額の面はどらえもん
夏草を一気に刈るや風の道


花殻をむしるくびすじ青時雨
日も曜も忘れ草取る朝まだき  朝の表現を考える
青葉光ビル一面のガラス張り
ベランダを這ひゆく毛虫明易し

何度でも転んで起きて百日紅

影踏みの影鮮やかな今日の月
人気なき商店街へ盆の僧
建売のモデルハウスの若緑
花に陰映し花影山法師
虫の闇」扉ひとつに鍵ふたつ
白壁を映しゆらげる代田かな
鰻重を喰らうや鼻の穴拡げ
紫陽花の映す大甕のぞきけり
満々とゆく用水や麦の秋
ゆすら梅ショートカットの中学生
道標に右と左やねじり花
青蒼碧木々の燃え立つ初夏の色
万緑や青碧蒼と木々の彩 映ゆる
貝殻と残る足跡夏の浜
花びらを透かし鉄線硬き影
クレマチス子供は外で遊びをり 子は学校にいったまま

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