2019年05月

   
2007.8.7
   座禅堂しじまに揺るる夏の萩
   夏萩や心の乱れ揺れやまず
   水芭蕉水面に匂ふ空の青
   水芭蕉地図売る店の写真かな
    花藻咲く石橋一歩一歩づつ  
    石臼に花藻浮かべて客をまつ
    沖見ると岩よじ登る浜昼顔
   引き潮や浜昼顔の二つ三つ
   青蚊帳や足のほてりを組み直す
   汗拭かず自動販売冷茶買ふ
   風鈴や故郷の音響かせて
   人の居ぬ納涼台や陽のぬくみ
   登校の一年生に朝涼し
   打ち水や小学生の通ふ路
   窓の風受けてはふくらむ蚊帳のすそ


2009,9.9
     同窓会坂下り行く秋日傘

     活けてみる朝一輪の桔梗かな

     クレーン車の腕高くして秋の空

    同窓会坂を下り行く秋日傘

    庭に摘む桔梗一輪活けてみる

    クレーン車の腕高くして秋の風


葉桜の音となりたる今朝の風



葉桜の風雲急を告げにけり
モザイクを尽くすつつじの垣根かな
水鉄砲母の背中を狙ひ撃つ     ・
葉桜や電車の音を軽くする
樹々芽吹く個性の光り風のあり  ・
校庭の声も呑み込む鯉のぼり   ・
針先の見へて通らぬ針の孔
朝風が新たな若葉の風となり




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校庭の声も呑み込む鯉のぼり

時折は尾を跳ね上げる鯉幟

さくらさくらさくらに惑ふ靴選ぶ
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満開の桜の下に逆上がり
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満開の桜が抱く大庇
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葉桜の音となりたる今朝の風


葉桜の風雲急を告げにけり

モザイクを尽くすつつじの垣根かな

水鉄砲雲の形を喩へ撃つ     ・

葉桜や電車の音を軽くする

樹々芽吹く個性の光り風のあり  ・

校庭の声も呑み込む鯉のぼり   ・

若葉風見へて通らぬ針の孔

朝風が新たな若葉の風となり

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