2019年01月

讃岐富士日差し揺らめく冬の瀬戸
夕茜波に溶けゆく冬の凪
寒灯を小さく浮べ蜑の里
寒き夜やブリキの汽車の車輪錆ぶ
思わずも赤子こたつの上にをり

物言わぬ唇美しき寒の紅

寒晴や整列回れ右の笛

布団干すアンパンマンを真ん中に
真白なる升目が無限初暦
行き過ぎて犬が振り向く初詣
かの山もかの川もまた初景色
初日の出冷たく光る猫の鼻
寒き夜やブリキの汽車の車輪錆ぶ
シンバルを打たぬブリキの猿寒し
豆の香を引き立たせ初春のモカ
凍雲へセーターするつと首出でし
太鼓打つブリキのピエロ寒ゆるむ
凧親子三代皆少年













初すずめ丸き日溜り啄めり
豆の香を引き立たせ初春のモカ

良き友と良き家人ゐて年明ける

昭和橋渡る親子の初詣

言葉にも余所行きと云う福寿草

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