2018年03月

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図書館を出で春寒の街の中
凍て残る街に春服買ひにけり
夜半の雨残る玉砂利椿落つ
孫よりの手紙大きな雛の顔   
繕ふてまた繕ふて春を待つ
春帽子あすは野原へ連れてゆく 
道草の子に春泥の光りけり

恋猫や大きく伸びをする日和

白酒や義父と父との笑声

如月や電信柱にある訃報

穏やかに歩む恋猫昼の顔

春光やおもちゃのラッパある出窓
畑を焼く男の咥え煙草かな
梅の香を含む一枝もらひけり
もう少し髪を伸ばそか春寒し
板塀の不気味に軋む春疾風

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