2015年11月

千枚の刈田の中の社かな      
主役の座守り続けて冬の薔薇    
辻曲がるたびに音替ふ枯葉かな

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赤子抱くように白菜頂けり    くまさん

昨日家内の兄から電話で白菜を採りに来いと電話がありました。こんな大きく立派な白菜を頂戴いたしました。

日溜りの小春のような赤子抱く  
落葉つむ風と風とが出逢ふ路地 
秋深む母の形見の鯨尺
文化の日紅茶と英字ビスケット
流れゆく落葉に水の従へり
お歯黒の菊人形でありにけり
立ち読みの間するりと冬に入る
冬支度先づはプードルマルチーズ
空の色より秋寒となりにけり

蔦紅葉いまも変わらぬ赤煉瓦
パレットに絵の具幾色枯野描く
パレットに色とりどりの枯野かな
里山を囲む集落柿の秋
秋耕や短き畝に長き影
ちらと笑む赤子の匂ひ小鳥くる
赤子笑む小春日和の乳母車
赤ちゃんの肌の温みやつわの花
秋天に母の香りの赤ん坊


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