2015年02月

挨拶の声の白さや凍て返る
折り紙の舟はゆらゆら水温む
いぬぶぐりにも乗せにけり雨の粒
いぬふぐりそよげと風の震えかな
日陰れば風も日陰るいぬふぐり
日影れば風も日影る春の風
白梅や二階も同じ格子窓
ふたつ三つ石に斑点はる時雨
伊予柑や甘さに香り日の温み

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餠花や厨の柳芽吹きをり

家内が餠花を飾っていましたが、餠花を付けた柳が厨で芽吹いてきました。 もうすぐ春になるといいのですが

でも今日は寒いです。


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折り紙の鬼は笑顔や節分会    

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手作りの雛は伏せ目で泣き笑顔

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観梅や塀の内より吠ゑる犬

日向ぼこ妻の用事を待ちにけり
日向ぼこすり寄る犬と吠える犬
ふて寝する四温日和の留守居犬
半枯れの木にも美し芽吹きかな
枯れの中ふと水音の息吹かな
さざなみに島も浮き寝の瀬戸の春
探梅やほつこり笑ふ六地蔵
路地右へ右へ右へと梅見かな
途切れたる鳥の足跡霜の朝
水が水重さ重ねる氷柱かな
水が水重さ重ねて氷柱解く

餠花やパッチワークに手を留め
手を重ね合ふだけでいい冬日向 

予期せざる雪の元朝ありにけり  
冬凪や靴音だけの防砂林   

ふつくらと蝋梅つつむ日差しかな
推薦や赤い鳥居と百度石
枯れ葦やここまでも来る満る潮
一木に一枝早や梅ありにけり
春障子桟影あわく奥座敷
交差して冬芽ふくらむ雑木山
縄跳びの影の跳び出す冬日向
寒椿回廊めぐる古刹かな

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