山茶花や息つぐ風の曲り角
白壁に白い山茶花白い雲
残菊や風の形に伏せしまま
犬の顔だけ覗く家花八手
転んでも泣かないこども色鳥来
冬紅葉壁に折らるる影法師
縄跳びの縄の中なる小春かな
時雨るるや窓に常夜の灯りかな
花八手乾いた風の裏小道