2014年10月

鉤の手に架かる木道草紅葉
紫苑咲き残る礎石の更地かな
紫苑てふ風の砥ぎゆく風の色
猫を抱く少女玻璃戸に野分かな
尾根はみな風の湧き立つ紅葉かな
稜線に雲寄せ付けず月昇る

先日 台風のなか高校の同窓会を開きました
180名の中38人の参加でした、台風で参加を
見送った方も数名、、
 
五十年振りの握手や台風裡
思い出の高嶺の花や秋の水
佳き顔が台風の中集いけり
早世も長寿も同期秋深し
 
 
 
里山に離れぬ雲や竹の春
沢音や小岩跳ね飛ぶ石たたき
野紺菊風に重さと軽さかな

ころころと日に日に落ちて橡の実
裏木戸へと蟷螂鎌を上げしまま
風吹けどずどんと構へ青瓢
控え目な色もありけり彼岸花
穂薄や風の重さを量りかね
花梨はや不敵といもいふ面構へ

↑このページのトップヘ