2014年03月

耕せる畝より黒く土光る
初音かな四角四面に干すシーツ
木蓮のひとつひとつと覗く空
空を見る辛夷の花のひとつづつ
敷き詰める椿の中に落つ椿
風呂敷の結び目ゆるく桜餅
田と畑ふたつに分ける春の川

海跨ぐ橋も朧をまとひけり
桜貝むかしちいさな傷の跡
今逢ふて又逢ふ人や犬ふぐり

戻り来る風に押さるる余寒かな
風向きの変らぬ路地や冴返る
梅香る猫の額ほどの庭
子も親も手つけ混ぜゐる春の水
近道にぬける近道犬ふぐり
ひな祭りど真ん中に居る赤子
ひな祭りその真ん中に笑む赤子
薄紙を手渡し雛納けり

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手作りの雛の頬に紅を差し    くまさん
手作りの雛はどんぐりまなこかな    くまさん
 
 

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里山に風はあかるく犬ふぐり         くまさん
 
 
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水仙や花それぞれに香はひとつ    くまさん

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